子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

ものの数え方にはルールがある

 ものを数えるときに使う「1枚」「1本」「1杯」などの「助数詞」には決まりがあり、数え方だけで一冊の辞典ができるくらいです。  ためしに教室にあるものを数えてみます。紙は「1枚、2枚」ですが、ノートのように綴じ込んだものは「1冊、2冊」と数えます。鉛筆は「1本」ですが色鉛筆は「1本」とも「1色」とも、12本そろえば「1ダース」とも数えます。

 

 教室にあるもので「1本、2本」と数えるものを探せば、シャープペンシル、サインペン、物差し、リコーダー、指揮棒、蛍光灯、給食のフォーク、スプーンと、棒状のものが次々に浮かびます。ところが、箸は「1本、2本」ではなく、2本ひとそろいで「1膳」です。
 はがきは「1枚」、手紙は「1通」。俳句は「1句」ですが、短歌は「1首」です。(中略)日本語の助数詞をめぐる決まり事は複雑で多岐にわたりますが、使い分けの基本は小中学生のうちに身につけておきたいものです。

(『先生のためのことばセミナー』加藤昌男著/学事出版より)


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