子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信

「心の窓」はいつもできるだけ数をたくさんに、
そしてできるだけ広く開けておきたいものだ。

 この言葉は「窓のない部屋はどんなに美しくても死刑囚の独房のような気がする」という言葉に続いて書かれています。豪華客船でも飛行機でも、もし窓がなかったらどんなに不安になるでしょう。外界と絶たれ、自由を奪われた囚人と同じだ、と寺田寅彦は述べています。(中略)

 外の世界と自分と関係がつながっているとわかることは極めて大切なことで、人間としての成長に欠くことができません。眼は心の窓といいますが、眼が不自由でも自分の周りで何が起きているか知ることができるし、外界との関わりをもつこともできます。

 しかし、いったん心を閉ざしたら眼があっても外界のことは何も見えないし、わかりません。大切なのは「心眼」を開くということです。(中略)  別の言葉に置きかえるなら「視野を広く」して、「胸襟を開いて」人と交われば、きっと幸せな人生を送れることでしょう。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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