子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信・学年だより

ありがとう
感謝の気持ちが心をやさしくする

 3年生の学級ではプリントを配るとき、列の一番前に座っている子どもがプリントを受け取ると、列の後ろまで歩いて行って、はじめに一番後ろの友だちに渡しています。一番後ろの友だちは、
「ありがとう」
 と言ってプリントを受け取ります。次に後ろから2番目の友だちに渡します。後ろから2番目の友だちも、
「ありがとう」
 と言ってプリントを受け取ります。次は後ろから3番目の友だちに…、そして、一番最後に手元に残るのが自分の分のプリントです。
 プリントを受け取るときの「ありがとう」という感謝の言葉は、「ありがとう」を言った人の心も、聞いた人の心もやさしくしてくれます。
 また、プリントを丁寧に手渡すことで、ものを大切にする心も育ててくれます。

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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