子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

「友情」と「卑怯」

 本人が努力すれば直るものを、直接本人に言ってあげることを「友情」という。これに対して、本人が努力しても直らないものを、本人に直接言ったり、陰で言うことを「卑怯」というのだ。

 悪さをする生徒がいる。それを見ていて黙っているということはないかな。私から言わせれば、手を出すのも、見てるだけもほとんど同じ罪である。  そこには、自分ではない人が、弱いものの悪口を言い、からかっている姿を見て、心の中で一緒に楽しんでいる君がいるのである。そういう自分の心に棲む「悪魔」に気がつかなければならない。

 そういう状態を発見したときに、「やめろよ」「やめなさいよ」とひとこと言える君に育ってほしい。もし、直接言えないならば、こそっと私のところに伝えにおいで。間違えないように言っておく。これはチクリではない。

(『こんな時どう言い返す』池田修著/学事出版より)


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