子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

なぜ遅刻をしてはいけないか

『これ、遅刻をするではないぞ』
「えー、ちょっとでしょ。許して」
『君は、遅刻を許される人とはどんな人だか知っとるか』
「ちょっとだけ遅れる人」
『違う。遅刻が許される人は、その人しか持っていない才能や特技や力がある人だけであるのだぞ』
「?」

 

 たとえば、写真を撮ることができるのがその学校で一人しかいなかったとしよう。
 その日にどうしても写真を撮らなければならない場合、その人が来ないと話にならないので、その人が来るのを、他の人はただひたすら待つ。待つしか仕方がないのだ。
 だが、誰でも写真が撮れるならば、その人を待つ必要はない。さっさと写真を撮って、次のことを始める。

 ここは学校だから、君に特別な力がなくても君が来るのを多少は待ってあげるが、社会に出れば誰も待ってくれないぞ。見捨てられるだけだ。
 だからそうならないように、今から訓練しているのだぞ。

(『こんな時どう言い返す ユーモアあふれる担任の言葉』池田修著/学事出版より)


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