子どもに届けたい今日のひとこと

「むずかしいのは続けること」「やってみたこと、ためしたことが財産」など、
担任として、校長として子どもたちとのふれあいのなかで
学校生活から拾いあげたちょっといい話。
通信のネタ探しのヒントにもなります。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

「挫折」がそれまで見えなかった次の「夢」への入り口だった。

江川 卓(野球解説者)

 甲子園を目指す球児は、かなりのものを犠牲にしています。10代の少年の生活としてはかなり不自然なことです。しかし、日常と一度かけ離れてみることで、初めて経験できるものが確かにあります。一つは「夢」を持てること。もう一つは「挫折」を経験できることです。

 55回大会の2回戦で、延長12回、押し出し四球で最後の夏が終わりました。その最後の一球を投げるときナインがマウンドに集まり、「おまえの好きなように投げろ」と言った一言が今でも心の財産になっています。それまで仲間との溝があり、しかし、この挫折でその溝は埋まりました。大学野球への夢が頭をもたげましたが、受験失敗に再び挫折と、「夢」と「挫折」の繰り返しが人生そのものではないでしょうか。

(『心を育てる言葉の贈り物』岩田壽夫著/学事出版より)


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