偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

もし何か目標を決めたのだったら、自分の気持ちを信じて、
それに向かっていくことだと思います。
信じることって、すごく大切だから。

森下 洋子さん(バレリーナ)

 3歳からバレエを始め、1971年松山バレエ団に入団、現在もプリマ・バレリーナとして活躍しています。(中略)
 「とにかく踊ることが好きで、好きで……いつも夢中で踊っていたんです」。特別な英才教育を受けたわけではなく、ごく普通の少女が、小さな胸にいっぱいの情熱でバレエへまっしぐらに向かい、いつの間にか世界へ羽ばたいていたのです。

 小学校5年生のとき、「一生やりたいから、東京へ行かせて」と両親に懇願しました。その熱意に親戚一人いない東京へ出してくれました。やがて成長し、ヴァルナ国際コンクールで金賞を受賞し、世界へと羽ばたくきっかけとなりました。そのことが標記の言葉に結びつきました。

(『心を育てる言葉の贈り物』岩田壽夫著/ 学事出版より)


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