偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

僕次第でどうにでもなる。

アンドレ・ジイド(作家)『新しき糧』

 ジイドはフランスの代表的な作家で、『背徳者』『狭き門』などの作品でノーベル文学賞を授与された。自己の生き方を厳しく問いかけるモラリストで、個人と社会、魂と肉体などの人生の二律背反に悩みつづけた。

「改造すべきは、単に世界のみでなく、人間だ。その新しい人間は、どこから現れるだろうか? それは外部からでは決してない。友よ、それを君自身のうちに見出すことを知れ。……各人の中には驚くべき可能性があるのだ。君の力と君の若さを信ぜよ。絶えず言いつづけることを忘れるな。『僕次第でどうにでもなるのだ』と」(堀口大學訳)

(『生徒に贈る言葉の花束』佐藤允彦著/ 学事出版より)


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