偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学校だより

人と人との絆は、当たり前の人間としての行動から生まれてくるものだ。

杉原 幸子さん(元リトアニア日本領事・杉原千畝氏夫人)『六千人の命のビザ』

 第二次世界大戦のさなかリトアニアで、ナチスに迫害されていたユダヤ人たちの国外脱出のために、日本の外務省の指示に背いて人道的立場からビザを発行し続けた杉原千畝氏の話は今日では広く知られている。(中略)当時の悲惨な状況と杉原氏の家族がたどった苦難の道は、夫人が書いたこの本に詳しく書かれている。

 標題の言葉は「あとがき」に出てくるものである。
「苦しみの多い人生でしたが、人間として幾千の人々の生命を救うことのできた夫と私の生涯は幸せでした」と述べ、愛で結ばれた人間の絆の大切さを訴えている。

(『子どもの心を育てる珠玉の言葉』佐藤允彦著/ 学事出版より)


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