偉人・達人が残したもの

キャリア・デザイン、キャリア・カウンセリングという言葉にふれる機会が多くなりました。夢をもてなくなり、将来的な職業観や仕事に対するイメージが描けない子どもたちが増えているからでしょうか。人生の3分の1の時間を費やす仕事に向き合うことで、偉人・達人といわれる人々は、何を学び、どんなことを教訓として得たのか。子どもたちに職業のプロ、人生のプロがつかんだ生きることのすばらしさをメッセージとして贈るときに参考になります。 

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学校だより・学級通信・学年通信

怒りのようなネガティブ感情は相手に同じ感情を引き起こしやすい。
そうした時は、自分の反応を遅らせる工夫をする。
サーフィンのようにその感情の波をやり過ごすことです。

(「日本経済新聞」2017.7.10)大野 裕さん(精神科医)

 手元にある辞書で「切れる」を引いてみると、「ひもが切れる」に始まって、実に18もの意味が書かれている。その中で、ひときわ目立つのが、突然おこりだす・逆上する・かっとなるの意味。標記でいう「怒りのようなネガティブ感情」の「切れる」である。「キレる」とカタカナ表記する場合が多い。

 なぜ、ひときわ目立つ印象を持つのであろうか。それは、現代がいろいろな場面でキレやすい環境にあるからではなかろうかと思う。(中略)

 町中で肩と肩が触れ合っただけでキレて、暴力事件になったり、言葉がトゲを持ち、相手に怒りの情=キレる心理を喚起させ、殺傷沙汰になったりするニュースは珍しくない。

 自分がイラっとした時、自分に「こうあるべきである」と信じている何か(=コアブリーフ)が存在し、それが裏切られたと感じているのだ。そこで大事なことは、イラっとした時の少しの「間」だ。この自制的な「間」こそ、コアブリーフをなだめる時なのである。それこそが相手の激高の波をやり過ごすことを可能にする。「間」の確保、難しいがつねに心がけたい。

(『月刊プリンシパル』2017年10月号、講話に活かせる現代の名言67/ 学事出版より)


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