子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより・進路通信

友を選ぶなら、いちばん善い人を選べ!
そして、いちばん悪い人も加えろ!
教えられる。

永井 隆(長崎で被爆した医学博士)

 原爆で妻を亡くし、幸いにも生き残った二人の幼い子どものために永井博士が書き残した遺言書ともいえる本『この子を残して』に出ている言葉である。

 どの親もわが子に向かって「善い人と友達になりなさい」と言うが、「悪い人と友達になりなさい」とは決して言わない。先生に叱られたり警察に補導されたりすれば、「ほらごらん! 悪い人とつき合うからこんな目に遭うのですよ!」と説教する。

 永井博士が「悪い人も加えなさい」と言ったのは、最初から友達に善悪のレッテルを貼るのではなく、「誰とでも付き合いなさい」「どんな人からも学ぶことがあるのです」と教えたかったのかもしれない。

(『生徒に贈る夢と希望がふくらむ150の言葉』佐藤允彦著/学事出版より)


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