子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・進路だより

床にあるゴミを拾う人になる!

先生 「大谷選手って知ってるかな。海外で活躍する、バッターとしてもピッチャーとしても一流の選手です。大谷選手が野球場にいるときにあることをしています。何をしているか動画を見てみるよ……さあ、大谷選手は何をしていたかな?」

子ども「ゴミを拾っていた!!」

先生 「なぜ大谷選手はゴミを拾うのだろうか?」

子ども「汚れが気になるから」「気が散るから」

先生 「自分もだけど、他の選手に落ちているゴミで転んでケガをしてほしくないってコメントしているよ。私たちは大谷選手のような一流の野球選手にはなれないかもしれない。けれど一流のゴミ拾いは真似できるよね。  もうひとつ、ゴミを拾う理由として『人が捨てた幸運を拾っている』とも語っているそうだよ。この考え方も真似できるよね。ひとつ拾えば、ひとつきれいになる。この教室には35人います。一人が35個拾うのは大変だけど、一人がひとつ拾うとあっという間にきれいになるよね」

(『学校講話大全』学校例話研究会編/学事出版より)


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