子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・進路だより

今でも不安がやる気のモトになっている

 タレントの高田純次さんの言葉である。「昭和の無責任男」とか「テキトー男」などと称されるが、その言葉には意外に名言が多い。標題の言葉も、不安に悩んでいる人の心に響きそうだ。(中略)

 人には常に不安がつきまとう。このままでいいのか、この先に何が待っているのか。初めての道なら先にどんなことが待ち受けているのかわかりはしない。しかし、歩かなければ、先には達しない。さあ、一歩を踏み出してみよう。不安を楽しみ、それがあることを当然と思い、進んでいこう。この言葉はそんなことを言っているのだろう。

 「今やる気がないっていうのは歓迎すべきことかも」という言葉もある。(中略)
 やる気というのは、出そうと思ってもすぐには出てこないし、また、満々であっても往々にして空回りする可能性が高い。それよりも、やる気のない「今」を真剣に受け止め、その状態を自分で肯定してやることで、次につながるのではないだろうか。

(『学校講話大全』学校例話研究会編/学事出版より)


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