子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

はじめから上手くいくはずはない

 休み時間になると、鉄棒に1年生が集まってきます。
 先を争うようにして逆上がりを始めるのです。

「校長先生、見ていてください」と言い、
 1回でくるっと回って「どうだ」といわんばかりに笑顔を見せてくれる子がいます。
 次の子も「校長先生、見ていてください」と言ったのはいいけれど、1回、2回と挑戦しても足が鉄棒に近くなると、とたんに失速して地面に落ちてしまいます。

 はじめから上手くいくはずはないのですよ。
 どんなこともはじめからできる人はいません。みんな一生懸命に練習するから、あきらめずに練習するから、少しずつできるようになるのです。
 でもね、練習もしなかったら、できるようにはならないでしょう?

(『教師の願いを子どもに届ける今日の一言』武正光江著/学事出版より)


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