子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・進路だより

「無理!」の思い込みを外す

 最近、こういう人が増えています。算数の問題を見ただけで「もう無理!」と思う人。こういう人は、心のメガネが汚れている可能性が高いです。この話で考え方が変わるといいな。

 ある男がガソリンスタンドに入りました。店員が車の窓ガラスを拭き終わると、男はまだ汚いからもっときれいにしてくれ!と言いました。店員がもう一度きれいにすると、まだ汚い!!と怒鳴りました。
 すると助手席にいた奥さんが男のメガネをとって、そのメガネにあることをしました。男が再びメガネをかけると、窓ガラスがきれいになっていることに気づきました。奥さんは男のメガネに何をしたのでしょうか。

 そう! 奥さんは男のメガネをきれいに拭いてあげたのです。レンズが汚れているから、窓も汚れているように見えたのですね。
 私たちも、汚れたメガネで勉強を見ているかもしれないよ。できない!と思い込む前にまずはやってみよう!

(『納得! 語りで子どもを動かす学級経営』竹岡正和著/学事出版より)


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