子どもをやる気にさせる話

子どもがやる気を出すとき、その意欲の源となるのは夢と希望です。「あんなふうになりたい」「こんなことをやってみたい」という夢みる力と、「ボクにもできる」「ワタシだってやれる」という希望を子どもたちにどう与えるか。
そのヒントがギュッとつまった話をご紹介します。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・進路だより

「出す力」と「合わせる力」

 今月は、各学年でも学校全体でも行事がたくさん続きます。みなさん、力いっぱい準備や練習をしていることでしょう。
 そこで、今日はその力いっぱいの「力」についてお話しします。先生は、2つの力が大事だと考えています。

 1つ目は「出す力」です。誰でも一人ひとり、自分なりの素晴らしい力を持っています。その力は見えにくいですが、毎日どんどん身についています。自分が持っている力をいろんな行事でしっかり出してほしいのです。

 2つ目は「合わせる力」です。これはわかりやすいですね。みんなで力を合わせ、協力してがんばることです。音楽会では、みんなで大きな声で合唱したり、調和のとれた演奏をしてほしいです。創作展では、クラスのテーマにそって、まとまりのある作品に仕上げましょう。(中略)

 この2つの力は、行事の時だけに必要なのではありません。日常の授業や学級活動にも当てはまるのです。この2つの力を頭に置いて、学校生活を送るように心がけてみましょう。きっと今以上に、自分自身のよさやみんなの素晴らしさが見えてきます。

(『人間関係をよくする話し方&例話』学校例話研究会編/学事出版より)


「子どもをやる気にさせる話」バックナンバー

助成物品のご案内

はがき新聞づくりのすすめ

学級力向上プロジェクト

プリントコミュニケーションひろば

「防災はがき新聞」で防災対応力を高める!

2024年度実践報告書ご提出のお願いとはがき新聞ご利用継続のご確認

プリントメディアの研究情報誌「季刊理想」

理想教育財団について

通信づくりの知恵袋

新聞入門ナビ

2色プリントの研究

無料冊子プレゼント

財団だより

トピックス