担任から子どもたちへのメッセージ

公立中学校教師歴35年、学級担任歴27年の経験をもち、1960年から学級通信を出し続けてきた山田暁生さんによる「通信で伝える希望のメッセージ」。子どもたちが「自分の居場所」を確認でき、「自分への期待感」がわき上がり、「未来への希望」がもてるようなメッセージの数々は、実体験の深みがあり、子どもたちへのプレゼントのような温かみがあります。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

一ねんせいになったら

 みなさんは、「ぞうさん」の歌を知っていますね。「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね」という、あの歌です。歌を作ったのは、まど・みちおという人です。(中略)
 このまど・みちおさんが「一ねんせいになったら」という詩を書きました。

 一ねんせいに なったら
 一ねんせいに なったら
 ともだち ひゃくにん できるかな
 ひゃくにんで たべたいな
 ふじさんの うえで おにぎりを
 ぱっくん ぱっくん ぱっくんと

 一ねんせいに なったら
 一ねんせいに なったら
 ともだち ひゃくにん できるかな
 ひゃくにんで かけたいな
 にっぽんじゅうを ひとまわり
 どっしん どっしん どっしんと

 どうですか。新しい友だちと一緒に、おにぎりを、ぱっくん ぱっくん ぱっくんと食べたら、さぞかし、おいしいでしょうね。こんなことができる友だちを、今日から始まった新しい学校、新しいクラスのなかで、一日も早く見つけませんか。みなさんの友だち探しが、上手にいくことを、心から願っていますよ。

(『子どもたちに詩の心を伝える講話』小金澤豊著/学事出版より)


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