担任から子どもたちへのメッセージ

長年、小中学校の教師および学級担任を務めてきた著者らによる「通信や講話で伝える希望のメッセージ」。日々の子どもたちとのふれあいから生まれたメッセージは示唆に富み、ユーモアを交えた温かみのある言葉の数々は子どたちの心に響くことでしょう。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

幸せへの道しるべ

 今日は、クラスのみなが幸せになるための3つの道しるべの話をします。  その第1は、何かあった時、先生や大人、先輩からアドバイスを受けることがありますが、その時、「ああ言われた、こう言われた」と批判したり、自分勝手に思い込んだりせず、謙虚に聞くことがまず大切です。

 第2の道しるべは、自分の夢の実現に向けてやるべきことを本気でやることです。結果はあまり気にせず、一途に頑張ることです。そうするといつの間にか成績が伸びたり、自分に良いことが起きてきます。(中略)

 第3の道しるべは、互いを思いやる気持ちをもつことです。仲間には、勉強が得意な人、スポーツが得意な人、自分に厳しくできる人、心の優しい人などいろいろな特徴や個性をもった人がいます。そして、みなそれぞれに頑張ろうとしています。そのことを互いに認め合い、相手の立場も考えながら生活してほしいのです。

 自己主張ばかりでなく、思いやりのある集団になると、楽しみは10倍に、苦しさは10分の1になります。これが本当の幸せです。

(『人間関係をよくする話し方&例話』学校例話研究会編/学事出版より)


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