担任から子どもたちへのメッセージ

長年、小中学校の教師および学級担任を務めてきた著者らによる「通信や講話で伝える希望のメッセージ」。日々の子どもたちとのふれあいから生まれたメッセージは示唆に富み、ユーモアを交えた温かみのある言葉の数々は子どたちの心に響くことでしょう。通信やお知らせの囲み記事、空きスペースを有効活用するために使えます。

<ご利用にあたって>
以下の文章を通信に引用される場合は、文末にある出典(書名・著者名・出版社名)を明記して下さい。


対象学級通信・学年だより

コミュニケーション上手になろう③

 相手にわかるように伝えようと一生懸命になるほど、焦ってしまって何から話したらよいかわからない、そんなことはありませんか? 伝え方の基本をマスターして、「わかりやすい」と言われる説明力をつけよう!

①5W1Hで伝える
 説明の基本は5W1H。5W1Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)のこと。これを明確にすることで、伝わりやすい話し方ができる。

②時系列に沿って説明する
 時系列とは、「時間の経過」「順番に」という意味。伝えたいことを「はじめに→次に→それから→最後に」の順で説明するとわかりやすい。たとえばカップラーメンの作り方を説明するときは、はじめに(湯をわかす)→次に(ふたをはがす)→それから(湯をそそぐ)→最後に(ふたをしめて3分待つ)。

③「たとえ」でわかりやすくする
 「氷のように冷たい手」「おせんべいみたいに固いパン」というように、相手が具体的にイメージしやすい「たとえ」をあげて説明する。

(『中高生のためのSSTワーク コミュニケーション編』濱野智恵編著/学事出版より)


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