学級通信 お役立ちコラム

第7回 ①筆記具いろいろ(保護者向け)
 昭和時代の子どもは、アスファルトの道路にチョークや蠟石(ろうせき)で絵を描いていました。たとえば『ケンパ』という遊びは、ケン(片足)とパ(両足)の枠を10個地面に描き、「ケンケンパ・ケンパ・ケンパ・ケンケンパ」と声を出しながら跳びます。皆さんも小さいときにやったことがありますか。
 鉛筆が普及していない大正時代まで、子どもたちは石盤をノート代わりに学校に持ち込み、そこに蠟石で文字を書きました。風呂敷に包んで持ち運ぶので文字が消えてしまったそうです。
 将来は子どもたちの持ち物が、タブレットとタッチペンになるのでしょうか。タブレットに記録した情報は保存できますが、それをどう活用するかは使う人次第ですね。現在では電子黒板が普及してきましたから、チョークの出番も変わってくるのでしょう。

第7回 ②飛べないテントウ虫(児童生徒向け)
 春先と秋風が吹く頃に目にするのがテントウ虫。赤や黒の背中にホシが2つ、4つ、7つ……。ホシが28個あるニジュウヤホシテントウはジャガイモやナスの葉を食べてしまうので「害虫」、ナナホシテントウは植物の樹液を吸って成長をさまたげるアブラ虫を食べてくれるので「益虫(えきちゅう)」といわれています。最近開発されたのが飛ばないテントウ虫。これなら同じ所でアブラ虫を食べてくれますし、農薬をまかずにすみます。
 私たち人間の都合で、同じ虫の仲間なのに区別されたり、本来の姿ではない形で生まれさせられたり……。テントウ虫はどう思っているのかな。ちょっと見方を変えて、皆さんも生きものと人間との関係を見直してみませんか。

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