読まれる通信づくりのヒント【第6回】写真やイラストの処理は?
紙面を一目見たとき、最初に目が行くのは、写真やイラスト、グラフなど、文章以外のビジュアル要素です。上手にこれらの要素を使うことが、親しまれる通信づくりでは大切です。

紙面を一目見たとき、最初に目が行くのは、写真やイラスト、グラフなど、文章以外のビジュアル要素です。
上手にこれらの要素を使うことが、親しまれる通信づくりでは大切です。

「冒頭の一文字」を大きくする
大きく扱い、必要なら「説明」を。写真、イラスト、グラフなどをメインにするか、そうでないかをまず決めます。記事の中心である場合には、大きく扱い、必要ならば本文とは別に「説明」をつけます。

■写真がメインの例

岡崎市立矢作東小学校
「一本の樹」

■イラストの例

我孫子市立我孫子第一小学校
「ランチタイム」

■グラフの例

太田市立藪塚本町中学校
「花」

文中の書体を変える
関連する記事の近くに。記事の補足である場合には、できるだけ関連する記事の近くに入れます。

■写真を上手に記事に添えた例

長野市立豊栄小学校
「もりもりもり」

 

薄く色を敷く
できるだけ1 ~2 点のイラストを入れたい。季節感を表したり、紙面のアクセントにする場合には、イラストをタイトルや見出しの周辺、記事中に小さめに入れます。文字だけの紙面は敬遠されますので、できるだけ1 ~2 点は入れたいものです。

■イラストで紙面をにぎやかにした例

津山市立北陵中学校
「ドンマイ」

◎例示した通信は、いずれも第5 回「育て!プリントコミュニケーション」コンクール入賞作品です。


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