学級通信なんでも相談室

第5
創刊号には何を書いたらよいか?

学級通信の創刊号は、年度初めに発行されることが多いでしょう。始業式当日、初めて出会った子どもたちに第1号の学級通信を配る効果は大変大きなものがあります。そうはいかないまでも、新学期が始まって、子どもたちの様子がほぼつかめた頃、2~5日後とか、半月後、1ヵ月後なども、「年度初め創刊」の範疇に入れてよいでしょう。その他、夏休み明けとか、半年ほどが過ぎてからとか、年度途中での創刊ということも、もちろんありえます。

「ようやく担任に通信活動に力を割けるだけの余裕ができた」「マンネリ化した学級経営を活性化したい」「困難に直面している学級の状態を打破する契機としたい」など、様々な理由が考えられるでしょう。それでよいのです。「良いことを始めるのに遅すぎるということはない」のですから。 いずれの場合も、特に最初の1号、2号、3号は大切で、力を入れて制作したいものです。「おっ、こんどの担任は!」とか「あっ、担任の先生変わろうとしているんだ!」とか、子どもたちと保護者に強いインパクトと期待感を呼び起こす出発にしたいからです。下はその内容の例です。

●自己紹介・・・自分がどんな人間か知ってもらう。「自己を開く」ことは信頼関係を築く上で不可欠です。ほのぼのと人柄が分かるように。でも、節度を持って。行きすぎては逆効果です。

●教育観や指導方針の提示・・・どういう考えでどういう指導に力を入れていきたいのか、この学級の課題は何か。やたらに教育専門用語を交えずに、出来るだけ平易に簡潔に、学級経営方針を示すことも大切です。

●発行方針・計画の宣言・・・出すからには年度末まで続けること。有言実行。大まかな編集方針、特に発行間隔を最初に明らかにしておくことは、良い意味での自己規制となります。

●子どもの実態の描写・・・実は、これが最も重要です。「うちの先生はこどもたちのことをよく見ていてくれる。目は確かだ」ということを事実で示すのです。「待たれる通信」になること請け合いです。