第14回 理想教育財団 教育フォーラム ~学びに向かう子どもたちに必要なこと-読み解く力と書くこと~ 日時:2025年10月19日(日) 13:00~16:45
丸ビルホール

特別講演:「シン読解力」で指摘している問題点とその原因  国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授 新井 紀子 氏

講師プロフィール
 東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学数学科卒業、イリノイ大学5年一貫制大学院を経て、東京工業大学(現:東京科学大学)より博士(理学)を取得。専門は数理論理学等だが、人工知能や教育等、文理融合分野で幅広く活動をしている。リーディングスキルテストやedumapの発案・研究開発等がある。
2011年から10年間、人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクタを務めた。2016年より読解力を診断する「リーディングスキルテスト」の研究開発を主導。2008年より現職。
 主著に「AI vs 教科書が読めない子どもたち」、「AIに負けない子どもを育てる」、「シン読解力」など。

基調提案:読むために書く 学びをつなぐために書く -『1枚のマス目の用紙』の活用のてびき-  佐賀大学  教育学部 教授 達富 洋二 氏

講師プロフィール
 佐賀大学教育学部教授、専門は国語科授業論。
離島の小さな公立校(長崎県五島列島)、都市部の大きな公立校(大阪市)、国立大学附属学校(大阪教育大学附属小学校・京都教育大学附属小中学校)など、約25年間の小中学校での実践を経て現在は佐賀大学に勤務。
『九州 教室の声に学ぶ会』を主宰し、九州各地の小中学校で授業公開を行うとともに、全国各地の教師たちを支援している。
 長崎純心大学講師。国語科教科書(光村図書)編集委員。

実践報告➀:小学校 「1枚に書く」ことを続ける国語の学習 天草市立本渡南小学校 教諭 金子 直美 氏 | 実践報告➁:中学校 「1枚に書く」学びの履歴 鹿児島大学教育学部附属中学校 教諭 中村 恵理 氏

ワークショップ:1枚のマス目の用紙を使った単元づくりの実際  佐賀大学  教育学部 教授 達富 洋二 氏

まとめ:早稲田大学文学学術院 教授 森山 卓郎 氏

プロフィール
 日本語学者、早稲田大学文学学術院教授、京都教育大学名誉教授。1982年京都教育大学卒、1985年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了、大阪大学助手、 1987年「日本語動詞述語文の表現類型に関する研究」で学術博士、1988年同大学講師、1990年京都教育大学助教授、2004年同教授、2008年より附属幼稚園長を兼任、2012年より現職。
〈著作〉 「教師コミュニケーションカ」(明治図書)、「日本語・国語の話題ネタ」(ひつじ書房)
     「日本語の〈書き方〉」(岩波ジュニア新書)他多数

開催プログラム (敬称略)(予定) 開催日時:2025年10月19日(日) 13:00~16:30

13:00開会挨拶  田中 正信 (公益財団法人理想教育財団 専務理事)
13:05特別講演  新井 紀子 (国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授)
14:30基調提案  達富 洋二 (佐賀大学 教育学部 教授)
15:00実践報告  [小学校] 金子 直美 (天草市立本渡南小学校 教諭)
      [中学校] 中村 恵理 (鹿児島大学教育学部附属中学校 教諭)
15:40ワークショップ  達富 洋二 (佐賀大学 教育学部 教授)
16:05まとめ  森山 卓郎 (早稲田大学文学学術院 教授)
16:25閉会挨拶  田中 正信 (公益財団法人理想教育財団 専務理事)

はがき新聞とは 学習や生活の中で自分の考えや体験したことを、相手に伝えることを意識しながら、はがきサイズ等の原稿用紙に新聞形式にまとめて完成させます。限られた字数であること、イラストやグラフ等を組み合わせることで、より豊かな表現力を育むことができると同時に、児童・生徒の「考えて書く力」の向上が期待されています。
はがき新聞に関しては、こちらの「はがき新聞づくりのすすめ」ページもご覧ください。

申込締切:2025年10月17日(金)16時まで
※ 定員を超えた場合早めに締め切る場合があります。予めご了承ください。

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● 同一学校からのお申込みが多数の場合は、調整をお願いすることがございます。予めご了承ください。

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