ブックタイトル季刊理想 Vol.130

ページ
20/24

このページは 季刊理想 Vol.130 の電子ブックに掲載されている20ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

季刊理想 Vol.130

心、挑戦する勇気~青色の海、色とりどりのサンゴ礁や魚たちを目の当たりにして大感動です。また、現地で活躍されている日本企業の会社や工場などの校外学習も実施しています。学習発表会本校では、「サウジタイム」という授業枠を活用し、現地理解を進めています。学習発表会では、サウジアラビアの名物デーツやアラビックコーヒー、現地で人気の日本のアニメ、現地スーパーマーケットの買い物風景、ラマダン体験、サウジアラビアのプロスポーツ選手やスターなどをテーマに、児童生徒が主体的に追究した内容を発表します。「学び合い」を通して、新学習指導要領の目指す力を育成遠足ではシュノーケリングも体験国語を基本とした「日本の教育」ジッダ日本人学校では文部科学省の学習指導要領に基づいた教育活動を行っています。日本で使われている教科書を使い、海外にいても日本の教育を展開しています。将来、日本に帰国する場合も、日本の学校にスムーズに適応できるようにしています。アクティブ・ラーニングも充実新学習指導要領における大切なポイントとして「主体的・対話的で深い学び」が示されています。ジッダ日本人学校では、少人数でのきめ細やかな指導や個に応じた指導を強みとしながら、一方で「学び合い」を大切にする学習を計画的に推進できるよう工夫を重ねています。具体的には、少人数によるグループ学習の有効活用を進めるとともに、小学部1年からアクティブ・ラーニングを取り入れ、新学習指導要領で示されている目標に向かって進めています。子どもたちの成長を促す学習発表会学び合い活動を積極的に推進中東地域の中でもイスラム教の教えが厳格に守られている国・サウジアラビアです。お酒や豚肉は全く手に入らず、異文化体験は日常生活の中まで浸透しています。さまざまな体験が、児童生徒のこれからの健やかな成長に寄与することを願っています。季刊理想2018冬号◆19