ブックタイトル季刊理想　Vol.127

概要

季刊理想　Vol.127

学校における各種通信の実態と教育効果に関する調査研究報告4各種通信の公募の場「プリントコミュニケーペースで発行するとなると、毎週なんらかの新しいネいう質問に67％の先生が「ネタ探し」と答えたのもている」といった書き込みも多数みられました。タを準備しなければなりません。「通信を作成・発行するうえで悩んでいること、困っていることは？」と思わぬ効果をもたらすこともあり、「通信のネタを探すために、自分の眼を子どもに向けるきっかけになっ当然でしょう。しかし、そうした苦労が先生自身に理想教育財団では、２００５年から毎年、学級通信などの通信類は、おおむね定期的な発行その他」と回答した先生（13％／３０３人）の約半数など、忙しくて通信にまで手が回らない状況を悩みとしてあげています。一般教諭が学級通信を作成するうえで最も悩んでい時間がな作成時間が確保できない」ているのでしょうか。４位以降を大きく引き離しています。なお、１位とるのは、「ネタ探し」67％でした。これは管理職にも育活動等の情報収集」「子どもの様子を観察」で、共通する悩みでしょう。では、管理職の先生方は学校だよりを作成する際、どんなネタ集めの工夫をしトップ３は「子どもの写真を撮る」「学校行事や教なお、「「子どもの観察」がポイント2ネタ集めは「写真撮影」「情報収集」が、「い」「を期待されています。したがって、たとえば週１回の80%167％の先生が「ネタ探しに困っている」査内容を報告いたします。え、紙（印刷）媒体の通信に焦点を当て、その実態調査を行いました。現時点での調ションひろば」を提供してきた実績を踏ま調査の概要通信を作成・発行する上で悩んでいること、困っていること（複数回答）67%60%40%29%20%11%9%2%0%13%ネタ探しレイアウトその他要求等子供の写真が掲載しにくい保護者の反応・チェックが厳しい子る撮を真写の供管理職の学校だよりのネタ集めで工夫していること（管理職・自由記述）37%学校行事や教育活動等の情報収集35%子供の様子を観察27%ネット・新聞・テレビ・雑誌・書籍・研修会等から情報収集14%学級・学年通信や教職員から情報収集12%子どもの作文・作品、感想等を紹介12%行事や各種活動に積極的に参加・取材9%地域から情報収集8%気づいたことはすぐメモする、記録に残す6%行事予定や各学年・学級の様子を把握6%0% 10% 20% 30% 40%季刊理想2018春号◆19