ブックタイトル季刊理想 Vol.117
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季刊理想 Vol.117
BOOK 紹介『キラキラネームの大研究』新潮新書●伊東ひとみ本780 円+税どんな本? 読みどころは? 「光宙」と書いて「ぴかちゅう」「黄熊」と書いて「ぷ―」、「月」と書いて「るな」、「心」と書いて「ぴゅあ」……。今、日本には、なぞなぞのような名前が溢れています。いわゆる「キラキラネーム」がなぜこんなに広まったのかについて探り始めた著者が目を向けたのは、はるか昔、日本語が漢字を採り入れたことによって起きた、数々の矛盾でした。しかも、キラキラネームはずっと以前から日本に存在していたものだということも明らかにしています。こんな人におすすめ 織田信長、本居宣長、徳川慶喜、伊藤博文など、歴史上の人物のエピソードも数多く登場。漢字に造詣の深い著者が平易な語り口で解き明かす、奥の深い日本語論になっています。漢字に興味のある方必読の一冊。著者はこんな人 1957 生まれ。奈良女子大学理学部卒業後、奈良新聞社文化面記者、雑誌、単行本の編集者を経て文筆家に。上古、中古文学に親しむ。著書に『漢字の気持ち』『恋する万葉植物』(共に共著)がある。『会話が弾むのは、どっち!?』株式会社ワニブックス●櫻井弘本体1,300円+税どんな本? 読みどころは? 同じメッセージを伝えるにも、伝え方、言い方があるというのはなんとなくわかる。でも、実際にはどのように会話を進めたらいいのか今一つわからないという人も多いのでは。著者は、シーンに応じてふたつの具体的な会話の例を挙げ、なぜ片方が×でもう片方が◎なのか、理論立てて解説しています。実際の会話例のほかに、話しかけられやすい顔をつくるためのアドバイスや、会話が弾むための姿勢や所作まで、具体例が満載。こんな人におすすめ 図解やイラストも多用した、読みやすいレイアウト。項目ごとにポイントを3点に絞った「まとめ」があり、すぐに使えそうなテクニックを豊富に紹介。今よりちょっと会話上手になりたい人にぜひ。著者はこんな人 東京都港区生まれ。工学院大学卒業。(株)櫻井弘話し方研究所代表。人事院、各省庁、金融、サービス、IT関連等の民間企業など各種団体でコミュニケーションに関する研修、講演を手がける。著書は『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』など多数。『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』かんき出版●高橋政史本体1,000円+税どんな本? 読みどころは? 既にベストセラーになっているシリーズのオールカラー、図解版。一頃、「東大生のノート」が話題になりましたが、本書では、その話題も取り上げつつ、小学生から社会人までの幅広い世代が真似できる実例を紹介。学校の授業でも使える教科ごとに異なるノートの取り方も、ダメな例と、それをどうしたら改善できるのかの方法について、具体的に示しています。こんな人におすすめ パソコン全盛の時代でも、やっぱりノートに書くという行為は絶対に必要。ただ漫然とノートをとっているだけの人と、合理的に整理されたノートが書ける人とは、理解力や学習の定着度に差があるのは、誰もがわかっていること。ではどうすればいいのか?本書では、すぐに実践できる方法を24の事例で紹介。一読すればすぐに方眼ノートを買いに行きたくなるはず。著者はこんな人 1967年生まれ。香港のマーケティング会社の取締役を経て経営コンサルタントに。「ノートスキル」の指導を通して「読み・書き・プレゼン」力を養成する私塾も主宰。20 ◆ 季刊理想 2015 秋号