ブックタイトル季刊理想 Vol.117

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概要

季刊理想 Vol.117

TOPICS② 8月3日(月)、第58回全国新聞教育研究大会(全国学校新聞教育指導者講習会)京都大会が、京都市右京区の京都光華中学校・高等学校で開催されました(主催:全国新聞教育研究協議会、京都市小学校NIE実践研究会、京都市立中学校新聞教育・NIE研究会)。 今回のテーマは、昨年に引き続き「人を育て、心をつなぐ新聞教育~書く力を育む新聞教育の追求~」で、日本の伝統が息づく千年の都において、全国の新聞教育に携わる先生方約200名が一堂に集まり、新しい時代を築く児童・生徒を育てる夢が語り合われました。アクティブ・ラーニングについて小林教授が講演 午前中は本館で、親子ではがき新聞づくり、パソコンで新聞編集など4テーマの講習会が行われた後、光風館講堂で、産業能率大学経営学部教授小林昭文先生による記念講演「アクティブ・ラーニングの具現化を目指して」が行われました。 大会資料によれば、小林先生は埼玉県の公立高校で25年間主に物理を教えてこられ、2013年3月に退職されましたが、退職間際の6年間、いわゆるアクティブ・ラーニング型の物理授業を開発され、毎日実践しつづけたとのことです。生徒たちが居眠りせず、楽しんでくれて、成績も上がる授業をつくることだけを考え続けたと言います。講演では、新しい時代に生きていく子どもたちを育成するために授業の改善が必要であることを力説されました。 午後は大会セレモニーが同講堂で開かれた後、研究分科会が再び本館にて行われました。木野村雅子会長は、大会あいさつの中で、今大会の特徴として、言語活動や探究的な学習活動、社会とのつながりをより意識した体験的な活動等の成果をどう考えるか、またそうした学びを充実させていくため、学習指導方法をどのように教科内容と関連付けていくべきかなど実践を通した発表がなされることを強調しました。 研究分科会では、「小学校NIE」「小学校新聞づくり」「中学校NIE」「中学校新聞づくり」の4テーマで行われました。第58回全国新聞教育研究大会(全国学校新聞教育指導者講習会)京都大会が開催される「人を育て、心をつなぐ新聞教育~書く力を育む新聞教育の追求~」をテーマに好評だった【親子ではがき新聞づくり】の講習会(講師は中島順子先生)と小学校新聞づくり分科会(左、講師は河野由佳先生)14 ◆ 季刊理想 2015 秋号