ブックタイトル季刊理想 Vol.129

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概要

季刊理想 Vol.129

季刊理想 2018秋号 ◆ 910  「第14回プリントコミュニケーションひろば」において、学校全体のすぐれた通信活動が評価され、「ひろば・学校賞」を受賞した光輝学園つくば市立手て しろぎ代木中学校。今回は、土田十と しさく司作校長先生、武藤義教教頭先生に、通信が果たす役割、今後の目標などについて、お話をお聞きしました(本文中の役職名・敬称は省略)。頑張っている職員の励みになれば――まずは受賞のご感想を。土田 本校では、多くの職員が各種通信を発行し、子どもたちの活躍の様子をご家庭や地域に届けています。そのように多数の通信が発行されているのも、職員一人一人が常に子どもたちと深く接しているからにほかなりません。今回の受賞は、そうした本校職員の教育姿勢が評価されたものと受け止め、大変うれしく思っています。――応募の経緯を教えてください。武藤 本校には毎日のように学級通信を発行している、大変熱心な職員もいます。さらに、職員向けに出しているユニークな通信もあります。そうした本校の通信活動を地域外にも紹介する機会があれば、と考えていた矢先に、この「ひろば」の存在を、学校に届けられた「応募要領」で知りました。それで、応募してみたいと考えたのです。土田 教頭の提案を受けて、頑張っている職員の励みになるならと、すぐに応募を決意しました。手代木中学校で発行されている各種通信通信の役割について語る土田十司作校長先生(右手前)。その奥は武藤義教教頭先生、左手前は斎藤靖美専務理事目的に応じてホームページと通信を使い分け――通信が果たす役割をどう考えていますか。土田 学校の教育目標や経営方針、さらには学校が進めている取り組みなどを保護者や地域の方々にお知らせすることは、学校経営の面からも極めて重要だと考えています。特に私としては、保護者や地域の方々と同じ方向を向きながら、子どもたちと接していきたい、学校経営をしていきたいという思いが強くあります。 もちろん、これだけICTが発達した時代ですから、学校ホームページを活用して、校内の様子や子どもたちの活動をタイムリーに発信することも大切ですが、通信には校長としての思いを