ブックタイトル季刊理想 Vol.121

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概要

季刊理想 Vol.121

16 ◆ 季刊理想 2016 秋号【略歴】・昭和36年(1961年)生まれ。(現在55歳)・東京都中学校社会科教員として、江戸川区・北区で、15年間勤務。・平成11年より指導主事・統括指導主事として、葛飾区教委、東久留米市教委に勤務。・平成21年より、豊島区立千川中学校長として赴任。・平成26年より、豊島区立明豊中学校長として赴任。現在に至る<平成28年度>全国新聞教育研究協議会会長東京都NIE推進協議会会長全日本中学校長会教育研究部長都周遊型」で実施する。同じホテル、ほぼ同様な時期・行程で実施することとした。校内で経験や情報が最大限効率よく共有し活用するためである。生徒にとっては、兄弟によって差が無く、違うことがないようにもできる、としたことである。運動会は、運動の得意不得意や走る速さが勝ち負けに直結しやすい傾向や事前の練習等の時間軽減を勘案して、昔の町内運動会的な楽しめる運動会を標榜して、演技演目を見直した。「縄(綱)」を使った種目が目立つのも特色である(例えば、大縄跳び・二人三脚・綱引きなど)。(2)「心の教育」の推進を強化 本校は、年10回、ほぼ月1回の土曜日の授業公開をおこなっているが、保護者の参観は年々増加傾向である。4月のPTA役員決めのある保護者会のある授業参観にも、全校生徒300名で6割以上の保護者の参加がある。「勉強しなさい」というより「勉強しよう」という保護者になってもらいたいことから「一緒に学校で学べる授業」を目指して、土曜授業は工夫している。これまでに、防災教育の視点で、救急救命士や東日本大震災時に避難所運営に携わった校長先生や誕生学の講師を招き命の大切さを、立志教育や車いすバスケットのアスリートを招き、強く生きる大切さを、さらに新聞記者等から人の心も傷つけかねない、「情報」とのつきあい方(リテラシー)について学ぶ講演を、保護者・地域の方にも参観でなく事前申し込みで参加を募っている。思春期の中学生だからこそ、内容は多面的に、身近な大人も一緒に学ぶ、「心の教育」を推進している。 最後に、この機会にわが校を考えると、学校らしくはないかもしれないが、「校門のない学校」という校舎もモダンで誇りの一つである。第1回 東京都豊島区立明豊中学校 小林 豊茂校長先生小林 豊茂校長先生「校門のない学校」本校の玄関明豊中学校消火隊出初め式D級ポンプの操作訓練車いすバスケットパラリンピックアスリート運動会(綱引き)新聞講習会生徒会役員による「被災地訪問」プレゼンわ が 校 自 慢