ブックタイトル季刊理想 Vol.120

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概要

季刊理想 Vol.120

季刊理想 2016 夏号 ◆ 11平成27年度学級力向上研究会 全国大会を開催基調提案を行う早稲田大学教育・総合科学学術院教授 田中 博之先生 理想教育財団の委託研究としても進められている「学級力向上プロジェクト」(13ページ参照)。 3月26日、理想教育財団は、同プロジェクト等に携わる先生方から最新の情報を提供いただくとともに、日頃の実践情報を交換いただくことを目的に、「平成27年度学級力向上研究会全国大会」を開催(ベルサール八重洲)しました。 これまで学級力向上研究会は地区ごと(関東・東海・関西)の開催でしたが、今回は初めての全国大会。 約40人の先生方が全国から参加する中、記念講演、基調提案、研究発表、グループ別セッション、事例発表が行われました。全員参加のグループ別セッション 今回の学級力向上研究会は國學院大學教授の杉田洋先生による記念講演「特別活動におけるこれからの学級づくり」からスタート。アクティブ・ラーニングなど、新しい教育が進められる中で、ますます「子どもたちによる子どもたちのための支持的風土づくり」「一人一人が健全な自尊感情をもてるような学級づくり」の重要性が高まっていることを、分かりやすく紹介されました。 次に早稲田大学教育・総合科学学術院教授の田中博之先生が「学級力向上プロジェクト~これまでとこれから」をテーマに基調提案を実施。学級力向上プロジェクトのこれまでの歩みや成果を中心にお話がありました。 今回の学級力向上研究会の特徴の一つは、参加者全員によるグループ別セッションが行われた点。Aテーブル「学級力を高めるはがき新聞」、Bテーブル「学級力を高める道徳科の実践」、Cテーブル「学級マネジメント力を高めるチーム学校」と、3つのテーブルを設けた上で、それぞれ3名の先生方の発表と、それを踏まえたグループ討論が行われました。 ほかにも、同研究会では3つの研究発表、5つの事例発表が行われ、参加された先生方は熱心に耳を傾けていました。グループ別セッション活発に討議を行う参加者たち(右からAテーブル、Bテーブル、下がCテーブル)